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What is BLOG for me?

最終更新: 2019年5月3日

みなさんこんにちは。映像ディレクターの森博章です。

突然ですが、今日からブログを始めます。


今更何故ブログを?と思われたかもしれません。

理由を端的に述べると、改めてやりたくなったから、書きたくなったから、もっと有意義なかたちで発信したくなったからです。


映像をつくる立場からすると、映像作品や映像コンテンツで発信する機会は本当に限られています。

お仕事であろうと、自主制作であろうと、企画して、撮影して、編集して、公開するまでに一定の時間が掛かります。それは、映像が時間を軸とする表現方法であることも関係しています。


でも、テキストを主な表現方法とするブログであれば、映像ほど時間を掛けずに、文字だけで様々なことを発信できます。

これまでは、映像以外では主にSNSで発信をしてきました。しかし、SNSでの発信では限界があることにも気づきました。

もちろん、SNSには独自の良さがあり、今でもなお使い続けています。今後も使い続けると思います。ここで言いたいのは、発信する内容によって、SNSでの向き・不向きがあるということです。

普段発信したいことの中で、SNSほど端的でリアルタイムでなく、映像ほど時間や手間やクリエイティブをかけなくていいようなこと、例えば、日々の体験や気づきの中で、自身の頭やメモの中に埋もれて忘れてしまうようなことを、テキストを主体に発信していく。それが、このブログの目的です。



今日は、私にとってブログとは何か、ということをお話しします。


私とブログの関係は、今から遡ること15年ほど前に始まります。

初めて知ったのは2003年、中学1年生です。当時はまだネット黎明期。それまでのオンラインコミュニケーションツールといえば、掲示板やチャットが主流でした。


当時の私は、コンピューターとインターネット、そしてスター・ウォーズに夢中の少年でした。

発端は「スター・ウォーズの鉄人!」「Sirtan@WEB JAPAN STAR WARS FIGURE SITE(現:ジャパン スター・ウォーズ ドットコム)」という素晴らしいサイトに出会ったことでした。毎日のようにアクセスしては、スター・ウォーズ・ユニバースに関する膨大なデータベースを読み漁り、フィギュアなどのスター・ウォーズ関連グッズの情報を収集し、掲示板やチャットでオンライン上の人たちと交流し(今では当たり前のことですが、当時はなかなかスリリングな体験でした)ていました。

それらを通して、スター・ウォーズとPCとネットリテラシーについて理解を深めていました。自分もこんなホームページを持ってみたいと思い、ホームページビルダーというソフトを買って、HTMLを独学で学んで、ホームページ作成に取り組んでいた頃でもありました。

そんな時、スター・ウォーズのオンライン仲間から教えてもらったのがブログでした。


ブログは、掲示板やチャットのようにコミュニケーションできるだけでなく、投稿者自身で背景やレイアウトなどを好きなようにカスタマイズできました。掲示板やチャットも十分面白かったのですが、既存のページにお邪魔するそれらと違って、自分で発信するベースを持てる、ブログというスタイルに、大いに惹かれました。

また、ブログには、タイトルと中身を伴った記事を投稿できること、記事そのものが1つのコンテンツとして成立すること、ラベル付けや検索ができること、個々の記事にコメントができること等、様々な魅力が詰まっていました。

最新情報としてもアーカイブとしても、コミュニケーションツールとしてもコンテンツとしても、ブログは、それまでのオンラインツールにはない素晴らしさがあったのです。

当時のネット環境は、動画はもちろん、解像度の高い画像でさえアップロードするのが難しかったため、当時のブログはテキストによる表現がベースでした。そこもまた、ホームページと掲示板とチャットのハイブリッドのように思えたのでしょう。


それから5年ほど経ち、2008年。大学生になった私は、心機一転してYahoo!ブログを開設し、本格的にブログを始めました。

映画やコレクショングッズ、野球、旅行、ガジェットなど、自身の好きなことをどんどん記事にしました。体験記や評論なども書きました。遊ぶ暇も寝る時間も割くほど記事を書き、必要なリサーチや素材収集をし、魅力的に見せるために凝った写真を撮るなど、ブログでの発信にどっぷりと浸かりました。

自分のアイデンティティーを発信するだけでなく、当時の自分を客観的に理解する媒体としても、大いに役立ちました。


しかし、その頃は、Twitter、LINE、Facebookといった、今では当たり前とも言えるSNSが流行りはじめた時期でもありました。その手軽さとリアルタイムでのコミュニケーションに面白みを感じた私は、世の中での普及も相まって、オンラインコミュニケーションツールとして次第にSNSを使うようになっていきました。一方、SNSよりも投稿に時間のかかるブログは更新頻度が減っていきました。そして遂に、2010年9月を最後に、ブログの更新が途絶えてしまいました。


以来、オンラインでの発信ツールは、主にTwitter、Facebook、Instagramを使うようになりました。

端的にゆるくリアルタイムのことを呟くTwitter、実名のもと画像とテキストで知り合いに発信するFacebook、アルバムのように写真を加工して投稿するInstagram。それぞれの利点を活かすべく、自分なりのトライをしながら発信してきました。

スマートフォンやLTE回線、Wi-Fiが普及したこともあり、ブログを使っていた時よりもオンラインでのコミュニケーションが捗るのは必然的なことでもありました。


しかし、ここ2年くらい、それぞれのツールに対し、以前ほどの魅力を感じなくなってきました。もちろん、有意性を感じているからこそ今もなお使い続けているのですが、以前のように面白みを感じなくなったのです。

なんでだろうと考えた時、いくつか心当たりがありました。


1つめは、共有した機能が増えてきたこと。

どのツールも一定の制約こそあるものの、使えるテキスト、画像、動画の長さやサイズなどがある程度自由になり、ライブ配信もできるようになり、インターフェイスもどこか似てきて、以前ほど違いがハッキリしなくなったように思いました。ユーザー層の違いはあれど、同じような投稿内容になりやすい部分がどうしても出てきたように感じています。


2つめは、情報過多であること。

大量に流れ出るタイムラインの中に、広告や、オススメされたものや、有益と思われるようなものや、良くも悪くも注目されるようなものなど、フォロー・リフォローの範囲に留まらず、様々な情報が飛び交い、溢れかえるようになりました。そのため、発信した内容が以前よりも表示されにくく、埋もれ、見逃されることが多くなったように感じています。


3つめは、アーカイブとして振り返りにくいところ。

長い間続けていると、たくさんの投稿が貯まりました。しかし、どれかを参照しようとしたとき、短くて量の多い中から欲しい投稿を探すのは容易ではありません。その上、投稿内容のソートも難しいので、遡って見つけるのにどうしても時間が掛かってしまいます。


そのようなところが、SNSの面白みを以前ほど感じなくなった要因なのかもしれません。

また、これらをまとめながら思ったのは、SNSは消費される媒体でもある、ということです。

発信された瞬間が1番のハイライトであり、エモーショナル。内容次第では、時間が経つと色褪せてしまう。ニュースのような、あくまで情報という側面が強いのかなと思います。


発信したい内容の中には、ニュースのような即時性のあるものに留まらず、知識として残したいこともあります。そういったとき、SNSよりも、アーカイブに長けたブログの方がいいのではないかと改めて気付いたのが、ここ最近のことでした。

そこで私は、約10年ぶりにブログを再開することにしたのです。



ブログという発信方法の魅力を再認識した理由はもう1つあります。


2018年7月に29歳を迎えた私は、ここ1年近くの間、残りの20代の時間で何をすべきだろう、やり残すことがないようにしようと、様々な取り組みに挑戦しています。

仕事の新たなアプローチと実践、WEBの開設、ロサンゼルス視察、YouTubeによる発信、モバイルフィルムメイキングの試作、本腰を入れた英語学習や名作映画の鑑賞、映画リテラシーの鍛錬、読書などなど。

時間の限り尽くしていくなかで、新しい知識や実践した事柄をせっかく得たのだから、もっと巧くまとめて、自分の中に消化して定着させられるような、有効な術はないかと考えていました。普段の取り組み方やメモの仕方、そして、上に述べたようなSNSの使い方では限界を感じていました。


そんな中、あることに着目しました。それは、インプットに対してアウトプットが足りてないということです。得たこと、学んだことをもっと有効にアウトプットする習慣ができれば、自身の知識や経験に対して、よりよい獲得へとつながると思いました。

その方法として、ブログを思い出したのです。


ブログは、ネットがつながり、テキストが書ける環境であれば、いつでもどこでも発信できる。文字数やプラットフォームに制限されず、好きなレイアウトで組み込める。アーカイブとしても機能するし、好きなようにまとめられる。そういったブログの有意性を再認識し、自身の発信ツールとして、また、知識と経験のアーカイブとして、再開することを決めました。


冒頭でも述べたように、映像制作では発信する機会は限られています。一方で、普段使っているSNSでの発信には限界を感じています。

このブログは、映像やSNSと違ったかたちで、頭の中やメモ帳などに蓄えるような、普段得た知識や体験をもっと活かして発信していけたらと思っています。


皆さま、どうぞよろしくお願いします!

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